僕は若い頃にスピッツの曲を良く聞きました。最初には明るいメロディーに惚れましたが、聞けば聞くほどなぜか切ない歌詞に魅力を感じた記憶があります。
韓国音楽の中でもなぜか歌詞が切ない曲がありまして、今日はその中で一つを紹介したいと思います。

韓国人てすごくダイレクトで言うイメージがあるんだと思ってる方が多いかもしれませんが、実はダイレクト半分・シャイ半分だと思います。笑
韓国も先輩と後輩の文化があるし、年上の人には敬語を使うし、男性の場合は軍隊にも行かなきゃいけないし、実は言いたいことを言えない場合が多いです。そのためかもしれませんが、特に、家族とか恋人とか、愛してる人に表現するのが苦手な人が多いです。

表現の苦手。これが原因で、ダイレクトに聞こえるように変わった言葉が相手に伝えられて、知らないうちに愛してる人に傷つけていた経験なんて… 韓国人だったらみんな一回くらいは持ってるんだと思います。


バスカーバスカーの「チョンマルロ サランハンダミョン」もこんな「表現の苦手」を歌ってます。


チョンマルロ サランハンダミョン
정말로 사랑한다면 / 버스커버스커
本当に愛するんだったら / バスカーバスカー

...
무엇을 원하는지, 얼마나 힘든건지
何を思ってるか、どれほど苦しいのか、

신경 쓰지 않죠, 또 쉽게 넘어갔나요
気にしなくて、また甘く考えたね

많이 힘들었나요
大変でしたね 

그대가 오늘은 헤어지자 말해요
君が今日は、別れたいと言い出した。

정말로 사랑한다면 기다려 주세요
本当に愛するんだったら、待って下さい
...





どうですか? この曲は2012年にすごく流行って僕も100回以上聞きました。なぜか、聞けば聞くほど好きになる歌じゃないですか?笑